「バッハはうす」からのお知らせ

コンサート&リハーサルサロン「バッハはうす」からのお知らせです。

2018年新年会(1月6日)

「バッハはうす新年会2018」

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午後7時30分頃〜コンサート

♪ジプシー男爵序曲(シュトラウス

♪「こうもり」より「公爵様、あなたのようなお方は」ソプラノ独唱(シュトラウス

♪「微笑みの国」より「君は我が心のすべて」テノール独唱(レハール

♪「こうもりのカドリーユ」(シュトラウス

♪「メリー・ウィドウ」よりNo.5・No.11 ヴァランシエンヌカミーユの二重唱(レハール

 

ソプラノ:高島敦子

テノール:塚田洋丈

東京バッハハウスアンサンブル

Vn.坂元愛由子、戸澤典子、Va.深谷由紀子、Vc.馬場隆弘、Cb.関ますみ

 特別出演:女声合唱むう一族

 

♪宝のワルツ

♪トリッチトラッチポルカ

椎名町ストリングアンサンブル

 

新年会は参加費無料、完全持ち寄り制、飲み物でも食べ物でも自由です。(日持ちのする物、盛り付けなどを必要としないものに限らせて頂きます)豚汁付き!

 

午後5時頃から各部屋をフリーにして自由に練習して頂けるようにしています。最大午後9時30分まで自由にお過ごしください!

 

 

椎名町ストリングアンサンブル第3期募集のご案内

2018年の新春を陽気なワルツとポルカで迎えませんか?

 

=今期のポイント=
◆講師:馬場隆弘(元東京交響楽団チェロ奏者)◆

 

「宝のワルツ」はワルツ王 ヨハン・シュトラウス2世が書いたオペレッタ「ジプシー男爵」の中で登場したワルツを集め独立した作品に仕上げたものです。劇中で主人公が隠された財宝を探し出した場面で使われるワルツを中心に、ヨハン・シュトラウスの愛らしいワルツの世界が次々と現れます。

美しく青きドナウ」等に比べると有名でない作品ですが、ウィーンフィルニューイヤーコンサートでも度々取り上げられています。最近は2016年に演奏されています。

もう1つ有名なポルカ「トリッチ・トラッチ」に挑戦したいと思います。街角でぺちゃくちゃと噂話をする様子を描いた軽快で勢いのあるポルカですが、元々「Tritsch-Tratsch」という「週刊文春」のような雑誌があってそれをもじってタイトルが付けられたようです。

運動会とかでも流れる曲ですが、「挑戦」と書いたのは速い為になかなか弾きこなす事が出来ず、その弾けなさを敢えて楽しむような面があるからです。丁寧にゆっくり弾いては意味がないのでひっちゃかめっちゃかに演奏してみたいと思います!

 

=今期概要=

♪曲目:
J.シュトラウス2世:「宝のワルツ」作品418
J.シュトラウス2世:「トリッチトラッチポルカ」作品214

♪本番日程:2018年1月6日(土) バッハはうす「新年会」
         

♪練習予定日:全6回
         10月31日、11月14日、21日、12月12日、19日、26日(すべて火曜日/夜19時15分〜21時15分)
         ※毎回練習後に軽い懇親会(無料)があります。

♪受講料:当日かかった経費をその日の参加者で頭割り。
    ※金額は当日その都度お知らせします。練習終了後にお支払い頂きます。およそ2,000円~3,000円/1回。(3,000円を超えることの無いように調整します。)
    ※「バッハはうす 新年会」の参加費は無料(1人1品持ち寄り制)。

♪申込受付締切:2017年10月15日
■注意事項■
・2018年1月6日の「新年会」に参加出来る事が原則ですが、現時点で判断がつかない場合もお申し込みいただけます。
・締め切り後も満員でない場合は申し込みを受け付けは継続します。
[企画・運営]合同会社東京室内樂工房バッハはうす事業部
■営業時間:午前11時~午後9時(受付業務は午後8時まで)
■月曜定休(月曜が休日の場合は営業、翌日休業)

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【チェロアンサンブル練習報告】

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「バッハはうす」はクラシック専門のリハーサル&サロンコンサート施設です。響きの良いアットホームな空間でお過ごしください。

http://www.shitsunaigaku.com/bachhouse/

 

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The Chamber Music Jamboree vol.67

ハイドン弦楽四重奏曲第1番・第2番

第2部には恒例の自由弾き合い会・アンサンブル大会付き!

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【本文】

本日(8/6)フランセのチェロアンサンブルの練習が行われました。

全体的な流れはこれまでの練習の中でひと通り決まってきたので、今日は細かい表現について相談しながら練習していきました。音色、ヴィブラート、音量が主なテーマとなりました。

右手についてはこれまでもいろいろと試してきましたが、弾く場所(駒寄りか指板寄りか)、弓のスピード、重さをどれくらいかけるか?また弦に当たる毛の量を調整する事が大切となります。ppでソッと音を出す場合には弓を寝かせて毛の量を減らし、指板寄りで軽く弾く、逆にfで音を張りたい場合は駒寄りで重さを乗せて弾き弓の元でも先でもそれを保つ、大雑把にはこんな感じで必要に応じて調整していきます。

今日の練習で面白かったのはヴィブラートをどの音で、どんなタイミングで、どれくらいかけるのか?について実験した事でした。例えば、この音ではすぐにかけ始めるけれどもこの音では最初はかけないでだんだん増やしていくとか…どこかのパートがかけている時にどこかにかけてないパートがあるとなんだかとても無表情で目立ってしまうので意識してかけるようにすれば響きがまとまるという事がわかりました。

ヴィブラートについては運動そのものが身についていないと動かすのは難しいですが個人的見解としては、使う指・使う弦・ポジション・その前から来てどんな状態でそこに収まるか?によってかけ方が微妙に違うのでその都度練習するしかないのではないかと思っています。肘や腕の角度、腕全体が震えるのか手首から動くだけでも良いのか等、かかる為の条件をその都度探して、実際にその箇所に差し掛かった際にその状態で入れるようにすれば自動的にかかる…という事です。考えてみれば、練習の過程で弓の位置とか量とかポジションとかを決めますよね、その中にヴィブラートも含めてしまえばいいのです。

音量とバランスに関してはまだまだ練習の余地ありという感じで、音符が易しいだけに書いてある強弱記号をしっかりと守って全体の響きを意識していかないと曲になりません。各パートがその役割を担ってこそ作品として完成するのだという思いを新たにしました。

また次回練習していきましょう!次回8月19日にお待ちしております!

【椎名町ストリングアンサンブル第2期練習報告】

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The Chamber Music Jamboree vol.67

ハイドン弦楽四重奏曲第1番・第2番

第2部には恒例の自由弾き合い会・アンサンブル大会付き!

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【本文】

昨日8月1日(火)ホルストセントポール組曲の練習始まりました!

 

まずは業務連絡…
本番:10月8日(日)

当日は本番のみでリハーサルは行いません。出番はだいたい19時30分か20時頃になる予定です。10/3のリハーサルで実際の会場・セッティングで練習を行います。


今後の練習予定

8/8、22、9/5、12、26、10/3(19時15分〜21時15分)

昨日の練習では、まず全曲をざっと通してから第1楽章を練習してみました。ホルストは「惑星」の作曲家として有名ですが、教育者としても活躍しました。イギリスの古い舞曲や民謡を取り入れたセントポール組曲は、自身が勤めるセントポール女学院での学生達の練習の教材とする意味も込めて作曲されたようです。それはブリテンが「青少年のための管弦楽入門」にパーセルの古い組曲の旋律をその題材として選んだ事と通じると思います。様々な古いイギリスの音楽に精通していたホルストが時に斬新な展開を織り交ぜて学生達の好奇心を刺激する効果も狙いつつ、自国の音楽の伝統を引き継いでいって欲しいという想いを込めている事を感じます。「斬新な」と書いたのは、何も気にしなければ通り過ぎてしまいそうな和音の変化とか「そうなるのか!?」みたいな転調が突然訪れる事にあります。気がつきましたか?

 

これからもっと練習が進むとホルストの狙いや仕掛けが様々発見出来そうな予感がしています。その面白さを感じて頂けるようご案内をしていくつもりです。

 

今期も張り切ってまいりましょう!

 

追伸…しなスト名物の練習後の懇親会では、楽器の話など他所ではなかなか聞けない先生方の貴重なお話も聞けて有意義なひと時になったと思います。またお時間があったらそちらも是非残っていってください!

チェロアンサンブル練習報告

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http://www.shitsunaigaku.com/bachhouse/

 

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7月23日

マグデブルクフィルのコンサートマスター山下洋一さんをお迎えし、コダーイのデュオとモーツァルトの三重奏曲のコンサート&アンサンブル大会があります。ご予約受付中!

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【本文】

 

10月8日の秋の音楽祭に向けてチェロアンサンブル練習が続いています。先日の日曜日には第3回の練習が行われました。

 

今回取り組むのは少し珍しいフランスの作曲家フランセによる2つの曲集からの2曲です。短いですがとてもお洒落な曲です。

 

音を読むのは比較的簡単なのですが、やはり音色が課題となってきました。シンプルなスコアですがそれ故に響きの美しさが求められているからです。例えばユニゾンのパートの一方がヴィブラート付きのピチカート、一方がアルコで歌うように演奏し、それらが混ざり合って独特な響きを生み出します。また各パートがそれぞれの役割をしっかり果たして溶け合った時にその音色はきっとこの上なく美しいと思います。少しずつ体験していきたいと思います。

 

前回のチェロラボの時にヴィブラートの練習についての話題が出ていましたが、それを思い出しながらヴィブラートの練習もやってみました。まずは空中で腕の動きを確認してから(腕のどこが運動しているか?どこに力が入ってどこが抜けているか?それらがかけたい速さによってどのように変わってくるか?)実際に弦に指を乗せて、まずはかかりそうな指・ポジションで自由に動かしてみます。幅や速度を変えながら様々にやってみました。かかる腕に成長するのに少しの時間を要すると思いますので、また今度やってみたいと思います。

 

曲の話に戻りますが、厳格なドイツ音楽と違ってたゆたうような自由なテンポを要求されている事が解ってきました。テンポの中で立ち止まって音の響きを味わう時間がある、という感じでしょうか。こちらも少しずつ慣れていきたいと思います。

 

次回練習は29日です。暑い毎日ですが楽しく練習してまいりましょう!

椎名町ストリングアンサンブル練習報告

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昨日6/20の練習報告です!昨日はだいぶ時間をかけてコーヒーカンタータの歌合わせを行いました。

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ご参加くださった方々にはだいたいの流れと雰囲気がご理解いただけたものと思います。バリトンの押見先生からお話がありましたように、物語の世界への導入や補足として少々の解説を交えながら進めて頂く事になっております。

皆さんに演奏して頂くアリアでは第2曲目のシュレンドリアン(父)が娘のコーヒー好きにイライラしながら「ガミガミ」と不平を述べている感じを表せるように頑張りましょう。ガシガシ弾いて大丈夫です。歌が入って当初よりもテンポが上がっているので16分音符の重さの乗った弓の使い方と左手のスピード感が一致するように練習してみてください。

第8曲目の娘リースヒェンが、今日にもやって来るかもしれないお婿さんを思い描きワクワクする乙女の心情が表せるように、第1曲目とは正反対にキラキラした音色が出せるようにしたいと思います。こちらも予定より少しテンポが速いので軽い弓で、6/8拍子の強拍(1拍目と4拍目)以外の音符、特に間に挟まっている16分音符は殆ど存在しないくらいに扱って軽さを出していきましょう。

第10曲目、ソリストの先生方のご指示により68小節目でリタルダント、70小節目のアウフタクトでa tempo します。逆に137小節目はほぼテンポで行きますので、ダ・カーポする際にもそのまま戻る形になるようです。曲の終わりはフルートに合わせて納めて終わります。下降形のスケールが少しリタルダントしますからそれを聴きながら、デミニュエンドで終わってください。各自書き込みをよろしくお願い致します。

残りの時間でコレルリをサッと通してみました。第2楽章の40小節目からのアレグロはそろそろ本番に向けてテンポを上げていきます。16分音符をお持ちのヴァイオリンの皆さん、ついて行けるようにさらっておいてください。終楽章も同様にこれまでよりもテンポを上げますのでついて行けるように頑張ってまいりましょう!

リチェルカーレは時間の都合で出来ませんでした…(情報!日曜日の朝放映している「題名のない音楽会」の次回放映で6声のリチェルカーレをやるそうですよ!)次回練習ではコレルリ→リチェルカーレ→コーヒーカンタータの順で練習を行う予定です。最後の練習です!

チケットをご希望の方には当日であっても取り置き扱い(前売り料金)にしますので、是非お友達にもお声がけ頂き楽しい企画にしたいと思っております。長いイベントになりますが、途中の入退場も自由に出来ます。打ち上げ&アンサンブル大会も含めて盛り上げてまいりましょう!

 

フォーレ特集!

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「バッハはうす」は3階建てクラシック音楽専用施設です。個人練習室・室内楽練習室・50名様コンサートサロンまで!(東京都豊島区)

http://www.shitsunaigaku.com/bachhouse/

 

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バッハハウス・ミュージック・アカデミーはチェロ、ヴァイオリン、コントラバス室内楽その他開講しています!

http://shitsunaigaku.com/BHMAC/index.html

 

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【本文】

【The Chamber Music Jamboree in BachHouse vol.65】

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第1部
今回はフランス作曲家のG.フォーレ(1845年 - 1924年)の作品を取り上げます。今回のフォーレの作品には古典的な和声や歌のような憶えやすいメロディはあまりなく、どこに行くのか分かりにくい不安な印象を受けるかもしれません。専門的な分析は難しくて出来ませんが、まず似たような音型が繰り返されているモチーフを見つけ、それらが少しずつ展開していく様を追っていってください。そしてそこには単純でない、合ってないのではないか?と思われる不思議なハーモニーが与えられている場合があるので、それらが織りなす綾に身を任せるように聴くと不思議な感覚にとらわれ、気が付くと終わりまで運ばれていくと思います。

 

【解説】

フォーレチェロソナタ第1番

第1楽章:アレグロ、ニ短調、3/4拍子

第2楽章:アンダンテ、ト短調、3/4拍子

第3楽章:アレグロ・コモド、ニ長調、4/4拍子

 

第1楽章は激しく劇的に始まる。フォーレらしくないという評価もあるがフランスの情熱的な一面と言えるのではないか。一転して第2楽章はフォーレらしい美しい歌となる。第3楽章の「コモド(Commodo)」は「自由に」とか「奔放に」という意味で第1楽章の始まりの印象からは全くかけ離れた穏やかな時間が流れる。「普遍の青をたたえた海を前にして」着想されたらしい。

 

フォーレピアノ三重奏曲クラリネットによる演奏)

第1楽章:アレグロ・マ・ノン・トロッポ ニ短調、3/4

第2楽章:アンダンティーノ ヘ長調、4/4

第3楽章:アレグロ・ヴィヴォ ニ短調、3/8

 

もともとクラリネットでの演奏を想定して作曲されたらしいが、いつのまにかヴァイオリンとの三重奏になりその理由は判っていないとのこと。クラリネットでの演奏も何ら問題がないとされている。音色が溶け合う面白さとしてはクラリネットでの演奏の方が良いかもしれない。

 

Pf.染谷薫、Cl.小林美佐、Vc.馬場隆弘

 

第2部

恒例のアンサンブル大会&弾き合い会です!事前エントリーも受け付けています。街の歌、編曲物のワルツなどなエントリーがあります。

詳しくはバッハはうすまで!