「バッハはうす」からのお知らせ

コンサート&リハーサルサロン「バッハはうす」からのお知らせです。

チェロアンサンブル練習報告

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「バッハはうす」はクラシック専門のリハーサル&サロンコンサート施設です。響きの良いアットホームな空間でお過ごしください。

http://www.shitsunaigaku.com/bachhouse/

 

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7月23日

マグデブルクフィルのコンサートマスター山下洋一さんをお迎えし、コダーイのデュオとモーツァルトの三重奏曲のコンサート&アンサンブル大会があります。ご予約受付中!

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【本文】

 

10月8日の秋の音楽祭に向けてチェロアンサンブル練習が続いています。先日の日曜日には第3回の練習が行われました。

 

今回取り組むのは少し珍しいフランスの作曲家フランセによる2つの曲集からの2曲です。短いですがとてもお洒落な曲です。

 

音を読むのは比較的簡単なのですが、やはり音色が課題となってきました。シンプルなスコアですがそれ故に響きの美しさが求められているからです。例えばユニゾンのパートの一方がヴィブラート付きのピチカート、一方がアルコで歌うように演奏し、それらが混ざり合って独特な響きを生み出します。また各パートがそれぞれの役割をしっかり果たして溶け合った時にその音色はきっとこの上なく美しいと思います。少しずつ体験していきたいと思います。

 

前回のチェロラボの時にヴィブラートの練習についての話題が出ていましたが、それを思い出しながらヴィブラートの練習もやってみました。まずは空中で腕の動きを確認してから(腕のどこが運動しているか?どこに力が入ってどこが抜けているか?それらがかけたい速さによってどのように変わってくるか?)実際に弦に指を乗せて、まずはかかりそうな指・ポジションで自由に動かしてみます。幅や速度を変えながら様々にやってみました。かかる腕に成長するのに少しの時間を要すると思いますので、また今度やってみたいと思います。

 

曲の話に戻りますが、厳格なドイツ音楽と違ってたゆたうような自由なテンポを要求されている事が解ってきました。テンポの中で立ち止まって音の響きを味わう時間がある、という感じでしょうか。こちらも少しずつ慣れていきたいと思います。

 

次回練習は29日です。暑い毎日ですが楽しく練習してまいりましょう!