「バッハはうす」からのお知らせ

コンサート&リハーサルサロン「バッハはうす」からのお知らせです。

椎名町ストリングアンサンブル練習報告〜第2回

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「バッハはうす」は3階建てクラシック音楽専用施設です。個人練習室・室内楽練習室・50名様コンサートサロンまで!(東京都豊島区)

http://www.shitsunaigaku.com/bachhouse/

 

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バッハハウス・ミュージック・アカデミーはチェロ、ヴァイオリン、コントラバス室内楽その他開講しています!

http://shitsunaigaku.com/BHMAC/index.html

 

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【本文】

バッハハウス・ミュージック・アカデミーが企画する椎名町ストリングアンサンブルの2017年の第2回練習会が昨日3/14行なわれました。

 

ヴァイオリンの参加率が低かったですが、ヴィオラとチェロがフルメンバー揃っていたので、まずは「音楽の捧げ物」より「6声のリチェルカーレ」をパート毎に練習…

 

2/2ですが、どんどん速くなってしまうので4つで勘定する事にしました。バッハの特に晩年の曲は「♯」や「♭」の臨時記号が付くことで瞬間的に響きと音色が変化します。まずはそれを味わいながら各セクション毎に読んでいきました。

 

それから合わせてみた訳ですが、さすがバッハというべきか…どこか2つの声部を取り出して合わせてみるだけでハモったり掛け合ったりと音楽が聴こえてきます…当たり前ではあるのですが、何とも底知れないものを感じました。その流れで途中までですが合奏してみたところ、あらびっくり…これまでゴウゴウと洪水みたいだったのが、各セクションの動きが浮き立って聴こえてくるではありませんか!それでも1声部足りないのですが、特に充実の中低音が物凄い渦を巻いて響きました。ちょっとゾワっとしました。これはハマりそうですね。

 

後半は今回共演を依頼しているチェンバロ奏者の佐藤先生がご近所で仕事だったとかでフラッと遊びに来られて、これ幸いと仲間に入って頂きコレルリの合奏協奏曲を練習しました。今回は2ndヴァイオリンとチェロのソロを入れて通してみました。

 

やってみて分かったのは、弾く事もそうですが数えるのが難しくて、弾きながら数え、数えながら入るのが大変…音符はどれも似てるので落ちるともう戻れない…といった感じでしたが、止めながら少しずつ進んでいきました。長い休みに入る時は今弾き終わった音符が何部音符で、次の休符は何拍目から始まるのか?を知る事、短いお休みはほぼ弾いてるつもりで集中力を切らさない事が大切なようでした。

 

「音楽の捧げ物」のカノン集ですが、早速手が上がりました。「カニやります!」という方がお2人いらしたので「蟹行カノン」は決定しました。1人2〜3曲やっても回せそうなので是非引き続き手を上げてくださいませ!

 

恒例の練習後懇親会も盛り上がり、楽しい雰囲気の中終了しました。次回は3月28日にお待ちしております!