「バッハはうす」からのお知らせ

コンサート&リハーサルサロン「バッハはうす」からのお知らせです。

フォーレ特集!

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「バッハはうす」は3階建てクラシック音楽専用施設です。個人練習室・室内楽練習室・50名様コンサートサロンまで!(東京都豊島区)

http://www.shitsunaigaku.com/bachhouse/

 

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バッハハウス・ミュージック・アカデミーはチェロ、ヴァイオリン、コントラバス室内楽その他開講しています!

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【本文】

【The Chamber Music Jamboree in BachHouse vol.65】

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第1部
今回はフランス作曲家のG.フォーレ(1845年 - 1924年)の作品を取り上げます。今回のフォーレの作品には古典的な和声や歌のような憶えやすいメロディはあまりなく、どこに行くのか分かりにくい不安な印象を受けるかもしれません。専門的な分析は難しくて出来ませんが、まず似たような音型が繰り返されているモチーフを見つけ、それらが少しずつ展開していく様を追っていってください。そしてそこには単純でない、合ってないのではないか?と思われる不思議なハーモニーが与えられている場合があるので、それらが織りなす綾に身を任せるように聴くと不思議な感覚にとらわれ、気が付くと終わりまで運ばれていくと思います。

 

【解説】

フォーレチェロソナタ第1番

第1楽章:アレグロ、ニ短調、3/4拍子

第2楽章:アンダンテ、ト短調、3/4拍子

第3楽章:アレグロ・コモド、ニ長調、4/4拍子

 

第1楽章は激しく劇的に始まる。フォーレらしくないという評価もあるがフランスの情熱的な一面と言えるのではないか。一転して第2楽章はフォーレらしい美しい歌となる。第3楽章の「コモド(Commodo)」は「自由に」とか「奔放に」という意味で第1楽章の始まりの印象からは全くかけ離れた穏やかな時間が流れる。「普遍の青をたたえた海を前にして」着想されたらしい。

 

フォーレピアノ三重奏曲クラリネットによる演奏)

第1楽章:アレグロ・マ・ノン・トロッポ ニ短調、3/4

第2楽章:アンダンティーノ ヘ長調、4/4

第3楽章:アレグロ・ヴィヴォ ニ短調、3/8

 

もともとクラリネットでの演奏を想定して作曲されたらしいが、いつのまにかヴァイオリンとの三重奏になりその理由は判っていないとのこと。クラリネットでの演奏も何ら問題がないとされている。音色が溶け合う面白さとしてはクラリネットでの演奏の方が良いかもしれない。

 

Pf.染谷薫、Cl.小林美佐、Vc.馬場隆弘

 

第2部

恒例のアンサンブル大会&弾き合い会です!事前エントリーも受け付けています。街の歌、編曲物のワルツなどなエントリーがあります。

詳しくはバッハはうすまで!