「バッハはうす」からのお知らせ

コンサート&リハーサルサロン「バッハはうす」からのお知らせです。

【チェロラボ2018】4月29日開催!

4月29日(日)午後1時開会!

 

‪昨年に引き続き4月29日にチェロのイベント【チェロラボ2018】を開催します。コンサートとアンサンブルの公開リハーサル、公開レッスン&座談会形式でチェロについて様々な角度から語り合います!‬


今回の目玉は特別講師として元東京交響楽団首席チェロ奏者の音川健二さんをお迎えし貴重なお話を聞かせて頂きます。‬音川氏は齋藤秀雄に直接学んだ方でオーストリアの歌劇場のオーケストラで首席チェロ奏者も務められました。また今も桐朋学園大学で後進の指導に当たられ多数の優秀な音楽家を育ててこられています。

イベントでは演奏と公開レッスン&座談会へのご参加を快諾してくださいましたので、チェロの奏法や教育法、また長く演奏の現場にいたからこその貴重な体験談を聞く事が出来ると思います。座談会形式で質問コーナーを設けながらいろいろと聞き出したいと思います。

 

音川健二(チェロ)

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 桐朋女子高等学校音楽科(共学)を経て、桐朋学園大学音楽学部を卒業。同研究科修了。1976年渡欧し、オーストリアザルツブルク・モーツァルテウム音楽院に入学。これまでにチェロを故・齋藤秀雄、安田謙一郎、岩崎洸、A.ヤニグロの各氏に、室内楽をS.ヴェーグ氏に師事。1977年カメラータアカデミカザルツブルク団員、1978年オーストリアのクラーゲンフルト市立歌劇場管弦楽団首席奏者に就任。帰国後、新日本フィルハーモニー交響楽団客員首席を経て1983年に東京交響楽団首席チェロ奏者として入団。2007年に定年退職、退団。1988年、1990年、1993年東京文化会館にてリサイタルを開催。2度のNHK- FMリサイタル出演。
現在、桐朋学園大学音楽学部講師。

 

【当日の流れ】

参加者コンサートは13時の開会式のあとに開演します。こちらは事前エントリー制でどなたでも演奏可能、アンサンブル、ソロ、室内楽でもチェロが入っていれば良い事にしています。お申し込み受付中です。

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↑デュオ演奏!

 

15時頃からチェロアンサンブルの公開リハーサルと本番を行います。こちらは既に募集を締め切りましたが、P.カザルスの「東方の三賢人」とヴィラ=ロボスの「ブラジル風バッハ」第1番より第3楽章のフーガを演奏する予定です。事前にお申し込み頂いたメンバーでこの日に向けて全10回の練習を企画しましたので、一部プロの先生にご協力頂きながら練習を進めてまいりたいと思います。

(講師:馬場隆弘、山岡真弓)

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↑前回はクレンゲル「賛歌」

 

17時頃から講師3名による公開レッスン&座談会形式での討論会となります。技術的な事や具体的な曲やパッセージを弾く際のコツ、楽屋裏話などいろいろと聞き出したいと思います!

 

株式会社グローバルさんのご協力を頂き楽器と弓、またチェロ関連グッズ、一コマ漫画家小澤一雄さんによる画と絵本の展示販売ブースを設けます。ただし絵本のみ予約制となりますので事前にご予約をお願い致します。絵本のリストはご興味のある方に別途ご案内致します。

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↑新作エンドピンの試奏中(株)グローバル様ご協力

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↑一コマ漫画家小澤一雄さんと語らう

 

会の締めくくりとして講師3名でアンサンブルの演奏を予定しています。

 

♪ポッパー「レクイエム」他

チェロ

音川健二、馬場隆弘、山岡真弓

ピアノ

田中拓未

 

終演後は講師陣を囲んで打ち上げがありますので、そこでも楽しいお話が聞ける事と思います。


‪長いイベントですので途中入退場は自由です。楽器の試奏をしたり、お腹すいたら商店街をブラブラしておやつ、戻ってきてコンサート、などご自由にお過ごしください。

 

ご予約、コンサート参加申し込みは「バッハはうす」窓口までお願い致します。フォーム、メール、お電話でも承ります。

 

050-3580-5375

tokyo@shitsunaigaku.com

http://www.shitsunaigaku.com/BHMAC/cellolabo2018.html

【謹賀新年平成三十年】

昨年中は大変お世話になりました。「バッハはうす」はオープンして丸6年が経ちました。‬

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↑‪7周年目の今年も、この画のように沢山の音が満ち溢れる空間になるよう張り切ってまいります!

応援をよろしくお願い致します!‬

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↑‪まず6日の新年会です!

5日より通常営業とさせて頂きます!‬

 

新電話番号

050-3580-5375

 

馬場隆弘

合同会社東京室内楽工房

【電話番号変更のお知らせ】

「バッハはうす」の電話番号が変更になります。(12/20)


050-3580-5375


↑既に開通しております。以前の番号は2018年3月1日をもって終了致します。
(050と下4桁は同じで真ん中の最初が3になり「5809→3580」となります。)

 

どうぞよろしくお願い致します。

チェロアンサンブルメンバー募集!

「バッハはうす」が企画するチェロアンサンブルです。2018年4月29日に行います『チェロラボ2018』で発表するためのシーズンです。

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『チェロラボ2017』でのチェロアンサンブルコンサート「ヒムヌス(賛歌)」の様子です。

 

今年お陰様で盛会のうちに幕となりました「チェロ・ラボ」を、来年は4月29日(日)に行う事となりました。

 

BachHouse Music Academyチェロアンサンブル部門では今年はカザルスの「東方の三賢人」とヴィラ=ロボスの「ブラジル風バッハ第1番」より第3楽章を取り上げます。

 

「東方の三賢人」はカザルスが作曲した長大なオラトリオ「El Pessebre」の中の合唱曲が基になっています。カザルス自身の指揮により75歳の誕生日を祝って124人のチェリストによって演奏されました。カザルスの弟子のRudolf von Tobelによりまとめられ出版されました。基本は6声部に分かれdiv.になるパートもあります。また一部パートでC線をB♭に下げたチューニングで弾くという特色もあります。これは有名なところではシューマンのピアノ四重奏やバッハやコダーイ無伴奏で時々ある事ですが低音を補強し響きが少し太く暗い感じになります。約6分、alla breveの美しいフーガです。

 

「ブラジル風バッハ第1番」は特に第1楽章がかっこよくて有名、第2楽章の歌い上げる旋律も大変美しいのですが、それらを中心に練習する事が多く第3楽章の4声のフーガは複雑なのに蔑ろにされる事が多いように思います。最後のページではみんながそれぞれ数えるのに一生懸命で、そうこうしているうちに誰が正しいのかわからなくなってズレズレになり最後は無理矢理終わらせるというパターンが散見されます。今回はあえて第3楽章に先に取り組む事で計画的にこの有名な作品を仕上げていくきっかけにしたいと思っています。

 

つきましては参加者を募集いたします。
概要は下記の通りです。参加ご希望の方は「お名前」「ご連絡先(ご住所・お電話番号)」を下記の連絡先にお知らせください。バッハはうす1階の受付でも承ります。


皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。


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BachHouse Music Academy企画「チェロラボ2018」

●本番日程と会場:2018年4月29日(日) 会場「バッハはうす」
●練習開催日:全10回(日程は予定です。より多くの方に参加していただけるように再調整する場合があります)
2月3日(土)、10日(土)、25日(日)、3月3日(土)、18日(日)、25日(日)、4月8日(日)、15日(日)、21日(土)、28日(日)
●練習時間:いずれも11:00~13:00(場所はバッハはうす)
●受講料:14,000円/1回を当日の参加者で頭割り。具体的な金額は当日その都度お知らせいたしますので練習終了後に1階受付でお支払い頂きます。
●定員:10名程度
●受付締切:2018年1月6日(土)
●備考:1)2018年4月29日の「チェロ・ラボ」に参加できる方に限らせていただきます。
2)「チェロ・ラボ」当日の参加費は3,000円です。
3)楽譜はお申し込み後、順次郵送(または手渡し)いたします。

 

お申し込みは以下まで!

tokyo@shitsunaigaku.com

050-3580-5375

 

低音の会 パート2(The Chamber Music Jamboree)

今週12月9日のThe Chamber Music Jamboreeは「低音の会 第2弾」ファゴット・チェロ・コントラバスによるトリオとデュオのコンサート&飲み食べながらの自由エントリー制アンサンブル大会弾き合い会です。

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曲目についてご紹介致します。

〜トリオ〜

Victor Frédéric Verrimst:Variations on Au Clair de la Lune for 3 Double Basses

〜Verrimstは1825年生まれ、パリコンセルバトワールでも教授を務めたフランスのコントラバス奏者です。「月の光に」というフランスの童謡を基にしたコントラバス三重奏の為のテーマと7つの変奏曲です。それぞれはシンプルで短いですが、ユニークなハーモニーや目まぐるしく動くスケールのオブリガードを含む可愛らしい曲です。ヴァリエーション毎に3人でそれぞれ順繰りにテーマを演奏するパートを選びました。

 

Eugène Joseph Bozza:Divertissements pour trois bassons

ファゴット三重奏の為の作品です。ボザは管楽器の曲を沢山書きましたがご本人はヴァイオリンを勉強されていたらしく、今回初めて取り組んでみて時折弦楽器っぽいような(失礼?)歌い回しもある事に気が付きました。フランス音楽らしい流麗なパッセージと時に刺激的なリズム、艶やかなハーモニーが魅力の作品です。

 

Sy Brandon:Movie Music

Brandonは1945年生まれのアメリカの作曲家・チューバ奏者。この作品は「テーマ」〜「ラブソング」〜「追跡」の3つの楽章から成っています。楽器の指定はなく様々な編成で演奏可能なようにヘ音記号バージョン、ト音記号バージョン、E♭バージョンなどが出版されています。

 

 〜デュオ〜

Hans Gál:Divertimento opus90/1 (fg,Vc)

ガルは1890年生まれのオーストリアの作曲家でウィーン後期ロマン派を継承した保守的な作風を貫きました。

この作品は1958年作曲、Dialogue〜Scherzino〜Fughettaの3つの楽章から成っています。暖かいtranquilloから始まって、伝統的なスケルツォと少しミステリオーソなトリオ、軽快なフーガで曲を締めくくります。

 

Edward Elgar:Duett for trombone and double bass (fg,cb)

言わずと知れたイギリスの大作曲家エルガーが残した珍しい室内楽作品で元々はトロンボーンコントラバスの為のデュオです。アマチュアコントラバス奏者だった友人の結婚のお祝いに作曲されトロンボーンエルガー本人が演奏したようです。その献呈された家族のもとに手稿譜が残されておりエルガーの死後出版されました。短く快活な作品です。

 

Domenico Dragonetti:Duet for Cello and Contrabass (vc,cb)

ドラゴネッティは1763年生まれのイタリアのコントラバス奏者で、ベートーヴェンハイドンとも交流がありました。ベートーヴェンチェロソナタ第2番をコントラバスで演奏してみせ、ピアノを弾いていたベートーヴェンがそのあまりの見事さに感激し「コントラバスでもいろいろと難しいパッセージが弾けるんじゃん」という事でそれ以降、ベートーヴェン交響曲コントラバスパートがややこしくなったとか…そんなドラゴネッティですが、この作品は現在は絶版になっていて手稿譜がロンドンの大英博物館に収蔵されているようです。ドラゴネッティは30歳の頃にロンドンに移り住み1864年に83歳で亡くなるまでロンドンで過ごしましたが、その間イギリス人チェロ奏者のロバート・リンドレーと50年以上にわたりデュオとして演奏していました。その頃の作品と思われます。アダージョとロンドから成り手稿譜には細かなテンポの設定が書かれていない事と、長年の友人と演奏する為の楽譜でありきっと何度も演奏したのだろうから書かれてない事も自由にやったのではないか?という空想のもと、最後の部分ではやや自由に演奏しようと思っています。

 

東京バッハハウスアンサンブル

ファゴット:東実奈

チェロ:馬場隆弘

コントラバス:関ますみ

 

前売り券:2000円

(ウェルカムドリンク付き・軽食フリー)

お問い合わせ:050-5809-5375

http://www.shitsunaigaku.com/bach_house/chamboree.html

 

第2部は恒例のアンサンブル大会です!そちらでもまた違った曲を取り上げてみたいと思います!もちろんエントリーして自由に演奏して頂く事が可能です。素敵な時間となりますように!

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2018年新年会(1月6日)

「バッハはうす新年会2018」

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午後7時30分頃〜コンサート

♪ジプシー男爵序曲(シュトラウス

♪「こうもり」より「公爵様、あなたのようなお方は」ソプラノ独唱(シュトラウス

♪「微笑みの国」より「君は我が心のすべて」テノール独唱(レハール

♪「こうもりのカドリーユ」(シュトラウス

♪「メリー・ウィドウ」よりNo.5・No.11 ヴァランシエンヌカミーユの二重唱(レハール

 

ソプラノ:高島敦子

テノール:塚田洋丈

東京バッハハウスアンサンブル

Vn.坂元愛由子、戸澤典子、Va.深谷由紀子、Vc.馬場隆弘、Cb.関ますみ

 特別出演:女声合唱むう一族

 

♪宝のワルツ

♪トリッチトラッチポルカ

椎名町ストリングアンサンブル

 

新年会は参加費無料、完全持ち寄り制、飲み物でも食べ物でも自由です。(日持ちのする物、盛り付けなどを必要としないものに限らせて頂きます)豚汁付き!

 

午後5時頃から各部屋をフリーにして自由に練習して頂けるようにしています。最大午後9時30分まで自由にお過ごしください!

 

 

椎名町ストリングアンサンブル第3期募集のご案内

2018年の新春を陽気なワルツとポルカで迎えませんか?

 

=今期のポイント=
◆講師:馬場隆弘(元東京交響楽団チェロ奏者)◆

 

「宝のワルツ」はワルツ王 ヨハン・シュトラウス2世が書いたオペレッタ「ジプシー男爵」の中で登場したワルツを集め独立した作品に仕上げたものです。劇中で主人公が隠された財宝を探し出した場面で使われるワルツを中心に、ヨハン・シュトラウスの愛らしいワルツの世界が次々と現れます。

美しく青きドナウ」等に比べると有名でない作品ですが、ウィーンフィルニューイヤーコンサートでも度々取り上げられています。最近は2016年に演奏されています。

もう1つ有名なポルカ「トリッチ・トラッチ」に挑戦したいと思います。街角でぺちゃくちゃと噂話をする様子を描いた軽快で勢いのあるポルカですが、元々「Tritsch-Tratsch」という「週刊文春」のような雑誌があってそれをもじってタイトルが付けられたようです。

運動会とかでも流れる曲ですが、「挑戦」と書いたのは速い為になかなか弾きこなす事が出来ず、その弾けなさを敢えて楽しむような面があるからです。丁寧にゆっくり弾いては意味がないのでひっちゃかめっちゃかに演奏してみたいと思います!

 

=今期概要=

♪曲目:
J.シュトラウス2世:「宝のワルツ」作品418
J.シュトラウス2世:「トリッチトラッチポルカ」作品214

♪本番日程:2018年1月6日(土) バッハはうす「新年会」
         

♪練習予定日:全6回
         10月31日、11月14日、21日、12月12日、19日、26日(すべて火曜日/夜19時15分〜21時15分)
         ※毎回練習後に軽い懇親会(無料)があります。

♪受講料:当日かかった経費をその日の参加者で頭割り。
    ※金額は当日その都度お知らせします。練習終了後にお支払い頂きます。およそ2,000円~3,000円/1回。(3,000円を超えることの無いように調整します。)
    ※「バッハはうす 新年会」の参加費は無料(1人1品持ち寄り制)。

♪申込受付締切:2017年10月15日
■注意事項■
・2018年1月6日の「新年会」に参加出来る事が原則ですが、現時点で判断がつかない場合もお申し込みいただけます。
・締め切り後も満員でない場合は申し込みを受け付けは継続します。
[企画・運営]合同会社東京室内樂工房バッハはうす事業部
■営業時間:午前11時~午後9時(受付業務は午後8時まで)
■月曜定休(月曜が休日の場合は営業、翌日休業)

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